あのイヤになるほどの雪。
つかの間の青空なんでしょうか。
会社の方の屋根も下ろしました。
女房と格納庫の屋根に上がりただただ雪下ろし。
1メートル以上の雪の壁がドサット落ちてヒヤッと。
お互いに注意しなければなりません。
20代の頃一緒に訪中した山形県の友人が除雪で亡くなっています。
実は母の実母は夫の出稼ぎ中の雪下ろしで命を落としました。
幼い頃、雪が降ると母から聞かされた悲しい話です。
ですから雪下ろしは絶対に一人では危険です。
昭和24年生まれ、昨年の夏には還暦のお祝い。
誰よりも農業を愛し、牛の削蹄師でもあり、
農業機械の改良や工夫が好きで、蕎麦をうち・・・。
宮沢賢治の「雨にもマケズ・・・」の主人公のような人でした。
16日、稲田の「虹のホール」にて葬儀。
あんなに元気だったのに。
病巣の発見、入院、僅か二ヶ月で旅立ちました。
まだまだやりたい事があったろうに。
春には種籾の芽だし、田植えが待ってる。
雪解けを待たずに逝かなければならない無念さ。
痛いほど分かります。
昨晩はお通夜に。
道はデコボコでとうとう高田で車はストップ。
歩いて・・急ぎましたが終わってました。
でも奥様と話ができました。
夫との最後のつかの間の時間を話されました。