親環境農業とは環境に配慮した農業の事で
日本だと環境保全型農業と言うことになります。
UR交渉とWTO体制の中で農業分野も国境のない
無制限競争の時代になったとの認識の元、経済原理
一辺倒から180度転換した農政・・・親環境農業
を目指しました。ここが日本と違います!
新潟組は6人です。イザ韓国へGO!
新潟空港9:30 仁川空港11:55到着。
ハブ空港仁川のあまりの広さに驚きました。イヤー広い。
早速「農村進興庁」を訪問しました。
農業科学技術や農村指導事業や教育関連の業務を掌握。
憎い配慮ですね。
農書の展示です。
農業の歴史の展示で農具。
その後いよいよ「韓国農水産大学」を訪問。
1997年に開校し、新しい知識をもつ青年農業人の養成
を目的に設立されました。
日本の農水省の「農業者大学校」と長野県の八ヶ岳中央農業
実践大学校をモデルとしましたが、違うところは
技術ばかりでなく学位も与えるところです。
☆入学定員は240名。
特典及び義務
特典は全校生の寄宿舎生活、入学金・授業料等の学費の全額を
国費で支援。専門大の学歴(専門学士)認定。
義務は卒業後は、授業年限の二倍以上の期間を営農従事。
運営は教官を含めた正規職員は94名。
年間運営費 15億円。内学生に充てる分は6億円。
その他に短期研修講座や社会指導教室など年間5000人に教えている。
2004年ソウル大学調査での卒業生農業収入調査。
一般農業者の年収 250から260万円
卒業生の33% 300から400万円
13%1000万円以上
54%3000円以上(これはチェックが必要)
尚、一般勤労者の年収は平均280万円。
90%以上が就農している事が特筆すべきこと。
殆ど公務員になる日本の県立農業者大学校との違いが分かる。
日本は収入が安定し、高いから公務員になるからだし、親も望んでいる。
良く言われる「農学栄えて農業滅ぶ」は今も同じだと思う。
それにしても気合いと国家戦略が違うんでしょうか。
懐かしい金先生のご挨拶。
林学長。専門は工学部で地域開発。
とにかく広い大学ですが目の前にはビルが林立。
エンジンを全部分解して組み立てる講座や
電気系統の実践的講座まで非常に行き届いている。
国全体がIT化に取り組んでいるので学校や
試験場などのIT化は日本を遙かに追い越している。
二年生の時に、アメリカ、日本、オランダ、イギリス、
オーストラリア、ニュージランドなどで短期研修を実施。
九つの学科があります。
教養共通学科、食料作物学科、特用作物学科、野菜学科
果樹学科、花卉学科、大家畜学科、中小家畜学科、水産養殖学科。
訪問研修が終わって夕食交流会が行われました。
焼き肉レストランです。心が躍りました。
このたたずまいが韓国でしょうか。
蟹づくし
赤と緑が目に眩しい。
どれも美味しいですね。
まっこりです。日本のどぶろくの味でした。
この食べ方が一般的です。
顔も微笑んで研修の成果が爆発。
韓国BM協会の阿(ハ)さんと教官。(筑波大に留学)
彼は日本の金子氏の農場で有機農業の研修をしました。
「アリラン」の熱唱に拍手!
すっかり夜も更けてすばらしい交流でした。
宿泊は「水原キャッスルホテル」夜まで交流が。
☆明日は大阪出張でレポートはお休みです。
まさ爺さん
おはようございます。
なんかこのレポートを読んでも韓国の力の入れ方が伝わってくるようです。
今回のオリンピックでも金メダルを5個(でしたっけ?)も取ったりハ空港の大きさだったり、日本に追いつけ、追い越せと凄い発展だと思います。
これからより良い関係を築いて行けるといいですね(∩.∩)
今回のオリンピックでも金メダルを5個(でしたっけ?)も取ったりハ空港の大きさだったり、日本に追いつけ、追い越せと凄い発展だと思います。
これからより良い関係を築いて行けるといいですね(∩.∩)
>溶射屋さん、お早うございます。
農業の厳しさは日本以上ですね。
中国とは陸続きですから。
違うのは国と国民の関係でしょうか。
遙かにITは日本を濾しています。
自分の子供が私よりITがダメで教えているんですから。
政策がハッキリしていることです。
こんばんは。
羨ましい体制ですね。
>「農学栄えて農業滅ぶ」
日本は、何か根本が狂っているような気がします。(^^;)
「農学栄えて農業滅ぶ」
日本は、何か根本が狂っているような気がします。(^^;)
>店長さん、その通りです。
ただ国がヘンなのは消費者・・・国民が狂ってるんでしょうね。恐いことです。