今回のルーラルキャンパスの目玉の一つ。
えいど!エード!「エイド財団」を訪問しました。
商品の販売所や喫茶ができる部屋もあります。
「エイド財団」とは「小規模な水道システムの充実を図る」
事を目的としたフィリッピンのNGOです。
水利用における適正技術の開発や導入を行っています。
中心的な活動は水圧式自動揚水器の技術導入で、水力を
利用するため外からのエネルギーを必要とせず、
汚水もなく高台へと水を上げることができる。
今この技術はフィリッピンだけでなく各国へ急速に
広がっており、工場も拡張中です。
代表のオウカ・イグゼンハ氏はオランダ人。
四人いた仲間も3人が去り残ったのはオウカ氏だけでした。
その歩は苦難の連続だったようです。
AID財団は1990年に元サトウキビ労働者組合の運動家
たちによって立ち上げられました。
氏は元は水関係のエンジニアですが筋肉隆々です。
体力・気力・辛抱の人ですね。並みの人間ではありません。
工場や研究試作品などを見学しました。
これが揚水器です。20メートルは揚がります。
これらは全て特許を取得しています。
技術の精度を守るためです。
籾殻ストーブなどいろんな試作品がありました。
私は「レモンオイル」を購入しました。