有機栽培
稲作ごよみ
米と言う文字は八十八を表しており、88回は手をかけて育てないといけない意味。
稲作が大好きな母がよく言っていました。蛇が騒いでも稲は喜ぶよ。
毎日田んぼ回りをしなさいと言う意味です。
我が子を育てるように稲を育て、稲と話が出きるようになること、稲に熱い思いを!
有機栽培コシヒカリJAS 認証の有機栽培のお米です。
コシヒカリは1944年新潟農試で交配され、その後代(F3)が福井農試に移され育成されました。優れた特性として、桿がしなやかで熟姿が美しい。また穂発芽しにくい。そして何より「美味しく」炊飯米は光沢が強いなどの特徴があります。
美味しさと健康な稲はここが違う!
- 根の養分吸収を邪魔する要因をなくすること。
- 食味や収量を落とす光合成の低下やそれを引き起こす要因の改善をすること。
毎日食べるものだから
味と安全に徹底的にこだわりたい。
自然循環型の環境に良い農業を続けてゆくことは田んぼや畑の中の生き物を一杯にすることと同じです。トンボやカエルやメダカやただの虫たちや草花がいちばん生きてゆく上でいい環境知っているわけです。
鴨(かも)
実際はマガモを飼育、1.早めのヒナの水慣らし 2.外敵保護の電気柵 3.良く観察して給餌量を調整
基本は1.10a当たり二十羽2.ポット成苗を深植え。あんまりヒナを大きくし過ぎると稲を倒す。
鴨の餌は朝と夕方2回、今年はカラスの襲撃にあってしまい20羽がやられました。
苗の生長と鴨の成長を見ながら餌の量を調整します。
紙マルチ
紙マルチは津野幸人氏(鳥取大名誉教授)が自然農法で行っていた敷草による除草を研究する中で生まれた技術。その後鳥取農業試験場、三洋製紙、三菱農機などが加わり共同で紙マルチシートと移植機が開発された。
マルチシートはダンボールの古紙のリサイクル。除草メカニズムは…
- 再生紙マルチは太陽光線を96%遮断するために、下面の雑草の種子の発芽が抑制され、たとえ発芽しても光合成ができないため生育ができない。
- 発芽しても物理的に押さえる。
- 再生紙が土壌表面にあるため、土壌中の酸素濃度が下がり、雑草種子の発芽や成長が抑えられる。
欠点としては固定コストがかかる。
- 紙マルチ代が10a当たり18,000円はかかる。
- 雨天や風があると移植出来ない。
- 移植機はマルチの重みで埋まってしまう。
- 田植え能率が悪い。
- 助手が必要。
除草
いろんな除草機を使っています!
パーマン3号?のご披露目!